__ It is started from one dream... as it became with Love Dreams

mimi's world - 5 * Icy Desert

.

・・・とある日の事だった ____________





俺は久遠ヒズリとして映画の撮影が終わった直後で、最上さんとは・・・

久遠ヒズリとしてなら、関係を持った後だった。



どうしても最上さんに逢いたかったこともあり、社さんに彼女のスケジュールの裏を取ってもらって、この日は事務所に来ていると知った。

なんでもない用事を作って、久しぶりに訪れた事務所。

社長に久遠ヒズリとしての仕事を終えたと報告をした事と、事務所に入籍した久遠ヒズリのプロフィールを・・・

本当に隠さず、そのまま載せてもいいのかを確認された事。

それについては、もちろん _______________




_____ お前、本当にこのままでいいのか?


はい、どちらかと言うと・・・
“ 敦賀蓮 ”自体の方が、俺には
・・・偽者の自分ですから。


_____ そうだった。そ~だった・・・


そうですよ、社長。
敦賀蓮の方を変えるのはもう無理ですし・・・
ですから、そのまま、同じでいいです。


_____ それじゃ・・・まぁ・・・


社長も俺も、少しの気がかりはあったにせよ、自分本来の・・・

これから、久遠ヒズリとしての人生を歩みたいと思った結果だったから。

いつまでも敦賀蓮のまま、自分が居たいかといったら、そうではなかった。

海外に行く事も出来ないし、海外の映画祭に呼ばれても断り続けてきた。
このままでは敦賀蓮には、限界があることを知りその限界の上の方まで自分が・・・

・・・勝ち登ってきたことにも実感は湧いてきていた。



その日事務所では社さんとは、久しぶりに会った。
モデルとしての海外ロケと社長が称し、久遠ヒズリとして映画のロケに行っていたので、社さんはデスクワークや敦賀蓮のスケジュール管理をしてくれて、この日から溜まった仕事の調整をしてくれていた。

でもその前に・・・

30分早く事務所に来たのは、最上さんが事務所にいると聞いて、彼女にどうしても会いたかった。あの後・・・初めての彼女がどうしているのか、どうしても気になっていた。

二人の愛の始まり。

それなのに、どうしても傍にいられない・・・自分の立場とシチュエーション。
はやく、もう一度久遠ヒズリとして、彼女の傍にいたいと思っていた。

でも、一番安心したのは、彼女が俺を・・・

敦賀蓮に戻してくれた事。

今こうして、敦賀蓮として何も違和感無く、自分自身がそして一番気付きそうないつも傍にいる社さんが、気付かないほど元に戻れていた。でも・・・

最上さんは気付くのだろうか・・・?

今まで映画の撮影で、毎日まいにち傍に居た。敦賀蓮の様に他の仕事で途中抜ける事もなかった。

ラブミー部での彼女は、元気だった。それを見て安心していた。

彼女が取り出した携帯電話。それを見た時気付いた。

つけていたハートのキーチェーンに・・・昨日一日、君はずっと自分のことを考えてくれていたのだと気づいた時、嬉しかった。

でも、抱きしめてキスをして、久遠として彼女の傍に居て、彼女に愛していると伝えられないのが寂しくて・・・

昨日の朝に君とは関係を持ったばかりで、でもその時に、自分の中には3人の自分。
3人分の気持ちがあることを気付かされていた。

それが君は自分にとって、本当に・・・

・・・自分の人生には運命と宿命の人だと心から思った、自分のお守りだと. . . .



柔らかく抱きしめて包み、優しく微笑んで、安心さえする様なキスをして、心から・・・


. . . 君を愛している. . .と伝えたかった ________________




こんなにも心の中を・・・

誰かに占領された感覚に成った事は、今までに一度も無かった. . .



自分が創り上げ積み上げる事にだけ生きてきた人生の中、自分だけの力で創った実績を壊す。

それは自分よりも、心の中を占めている誰かの方が大事だと感じているから・・・

そして、そう変わった自分に気が付いた。



天使が空から舞い降りてきた


そう感じていた子供の頃の空を思い出す。
どんなに想いを寄せて憧れ続けて、飛び立ちたいのに飛べなかった事を、自分は父のせいにしていた。

今・・・

大事な人が心の中にできて、自分が変わった事に気が付いて・・・

本当は、飛び立ちたいのに飛べない、羽・・・ではなかった。


飛び出す勇気が自分に無かっただけで、父が、母が、自分に授けてくれた羽は無色透明で、ダイヤモンドの原石の様に磨いて光を当てたら、何色にも輝く無敵の羽だったと気付いた。


その幻想の御伽の国で自分が自由に飛び回れる事は、何よりも幸せだった今まで・・・


地上から飛び立ちたいと願い、空をみて・・・

_____ 空をみて何時だって作り合える、あの時のままの笑顔で、ずっと此処から見詰め. . .


ずっと見詰めていてあげたい・・・

君が自分の下に飛んでくるまで

幻想が現実に成る事を、ここ雲の上から・・・

雲の上から蓮だけが、地上の天使に向って飛び降りる勇気を自分で養ってきた事も、自分の運命の中には必然だったのかもしれない。

こんなにも君だけに心を犯される事を、望み感じる自分が、願う・・・未来・・・

目を閉じたら、思い出が溢れ・・・
・・・思い出が千の笑顔から、心の空に輝き出す


自分らしく居ればいいと言われた様なJewelからのLetterの香りにも、自分が持って生まれた羽に想いを寄せていた。ダイヤモンドの香りのLetter・・・

愛の中で育てられた自分の子供の頃、今まで嫌な思い出にしか成らなかったけれど・・・
心の中に秘める人への想いが胸を締め付けるように成ってからの
子供の頃の思い出は・・・

愛に包まれて育てられ、全てが今は笑顔にしてくれるほどで、本当に空を見上げて思い出す様に、心の中で輝き始めていた。

沢山のいろいろな色で瞬く星の様に、いろいろな事を思い出した。

自分に子供が出来たのかもと思ったことで、自分の心も変わっていた・・・

きっと、親になるとは、こういう変化を受け入れる事から始まるのかもしれない。
いや、人を愛すると云う事自体が、自分の中の変化を受け入れて自分が順応しようとして発生する心と精神のギャップを、愛する人とお互いに埋めあう事が、愛を受け入れる事なのだと思えるように・・・

自分は変わっていたと、気付いた. . . . . . .



夜明けの波打ち際の冷たい海に

ビーチサンダルを脱いで裸足になった時に足元から感じた凍てつく砂も

その向こうに水平線が明るい一本の線になって行くのを見ていた

名残惜しげに一つだけ瞬き残る、暁けの明星には

彼女が俺にくれたカクテルも、

そして自分が父と同じ様に着けた、一つだけのダイヤモンドのピアスにも

父と同じ位置に久遠として早く辿り着けるようにとの願いを込めて

一つだけの夜明けの星に祈った・・・

久遠ヒズリとして初めての撮影日の朝を思い出して



冷たい砂の上の夜明けは・・・
心の中に久遠の記憶として既に刻まれていた。


夜明けの撮影の蒼い空気に一枚の木の葉が飛んできて、自分が彼女を想ったあの遠くの深い場所に飛んで行って・・・

自分、久遠も、そして蓮も・・・

守って欲しいと願いを込めて飛ばした木の葉は、いま何処に揺られて行ったのだろう

きっと自分の未来に彼女との将来を夢見るRadianceに辿り着いてくれる事を、飛行機雲に祈っていた自分. . . . .


こんなにも心を彼女に占領されても、それが自分にはいつも笑顔を作ってくれて、そして
いつも幸せにしてくれていた。

君の事だけをいつも思い出して、共演相手を君に置き換えて演技をする様に成ったのは、何時の頃からだったろう

久遠ヒズリでいた時は、誰に置き換える事も無い。

そのままの君が共演者で、でも・・・

ただ本気で演技をしたのかと言われたら、本気だったのは、彼女への恋. . .

演技をする事を忘れてしまいそうに、自分が彼女に落ちて行った事を感じていた。

そしてこれから、誰に置き換えるでもない、そのままの君とまた演技が出来る事に笑顔と幸せが溢れる・・・はずだった・・・・・


頭の中に蘇る、不破の曲


自分でもこうして全てが繋がる様に、キョーコと離れていた何十分かの間に何度も思い返し気に成ってしまった程だったから・・・

彼女は俺と身体を重ねる前に、ソファに埋もれ隠れるように聴いていたアイツの曲に・・・

何を、誰を思い出していたのかと気に成り出したら止まらなくなってしまった。


水のボトルを差し出した腕が震えていて、自分の彼女に向ける笑顔は今、作り笑顔だと感じる。

自分もこうでなくては居られない程に、自分の考えていた事が見透かされていたように思えた。


今ずっと思考が囚われていたアイツ不破の言葉の数々に、自分を重ねて置き換えていた事。
彼女にはアイツの言葉はそのまま・・・

自分の思い出を重ねて、一生離れられないものへと変換させる・・・


・・・アイツからの魔法だ。

 
彼女の俺に向けた愛も、愛し合った蕩けるような夢の時間も、自分には幻だったのか?


その幻想のような蕩けるほど優しい想いを彼女から感じていたのに、アイツの曲が頭の中を占領し出して自分の思考が囚われていたと感じた。
彼女の選んだこのタオルの色も、彼女は自分で言っていた。

_____ 偽りの愛。

敦賀蓮として何度もドラマの中でやらされた真紅のバラの色。

彼女にとって、ピンクが恋の始まりで心の繋がりは、同系色。そして、ともに淡くなり行くピンクが白に変わる時が、本当の愛だって言ってた張本人が選んだ色。

敦賀蓮のサインを自分でした窓ガラスに映った真紅の花びら、君に刻んだキスマークも・・・そのバラの花びらの残った跡で、全て君には愛の種類が違うと気付いて俺に抱かれたのかと


それじゃぁ・・・ ここから頂戴。と言った君は、敦賀蓮のままの俺を、敦賀蓮に似合う女を演じようとするその心意気とプロ根性に、受けてあげると心の中でフッと笑った自分が居た。


「 いいの? 本当に・・・?」


もう一度確かめたのは、無味無臭の味と香り。

このダイヤモンドと同じ無味無臭の味と香りの水で・・・

君の中を潤わせてあげてもいいのならば・・・そう思って確認した。


偽りの愛と気付いた君に、それの似合う役者敦賀蓮。

御伽の国の幻、偽りの姿の自分、敦賀蓮の自分のイメージのまま創り上げてきた全て

キャンドルと同じダイヤモンドの味と香りの、糧・・・水を・・・
受けてくれるのならば、俺だって望む通りにしてあげると思っていた _________


外の闇。暗い夜に響く・・・

激しくなった雨の音だけが、二人のいる部屋中に大きな音となって聞こえていた。

もう、不破の曲は思い浮かばない。

ただ、雨の降る音だけを・・・



キスと一緒に、君の心に刻む事が出来たら・・・



自分は本当に心も精神も変わりゆくと感じている感情だけでも、君の中に刻んで欲しいと思っていた。



__________ 大好きな君へ・・・


自分が君と身体を重ねる前の、アイツの曲も頭の中に流れ出す前。

王子と姫

王様と王女

妖精と天使

クリスタルの人形たちが窓辺に佇む窓辺には

3人分の永遠に枯れない愛をそっと置いた時

天使が窓の外を見ていた

その風景は・・・


ホテルから見た地上の星空と同じ方角の同じ景色

まだ雨が小雨で、キラキラと街のネオンが造る、輝く星空だった

自分の中で感情が変わっていると気付いて

素直に闇の中から自分が、開けた地上の星空に下りていけると感じていた



今は闇の中に・・・



もう一度心の闇の中から、外の闇に激しくなる雨の様に

君の心に降らせる雨は激しくなって

泉が溢れ出す前に、花の種が根付く前に、

流れて腐って、そして・・・

自分が照らす太陽で、枯らして_________



凛と美しい大輪の花を・・・



君が、咲かせる事もできなかったら





Sorry. . . . .____________





ごめんね・・・・




その激しくなる雨の音を心に刻んでくれたのなら

何かを感じてくれたのなら・・・


・・・そう、願うよ . . . . .___________




重苦しい愛に耐えられなくなって現実逃避した自分が
  
望みもしないのに与えられた重苦しい愛を知っている心の中で・・・

知らぬ間に彼女に同じ様に・・・押し付けているのかもしれないと・・・




久遠ヒズリとしてプロダクション所属書類にサインした時に言われた事時の様に、自分が彼女を愛する事はいつの間にか、重すぎる愛を与え続けているのかもしれない。


雨が・・・


降りすぎて・・・


芽が出る前に腐って流れてしまわない様にと思う自分は、誰なのだろう

惜しみなく与え続ける事が愛なのかと言ったら、そうではないのかと頭の中で制御する感情が、いつも同時に湧いてくる。



窓の外は雨がずっと降り続いていて、その窓に映った真っ赤なバラの花。

My Desireのキャンドルの仄かな灯りが窓に浮かぶ様に映し出していた、自分が曇った窓に指で書いた・・・


敦賀蓮と云う名のサイン


My Desire ・・・ 望み ________ 

・・・望みと言う名の付けられたその香りの中に二人で包まれていて

自分が初めて. . . 本気で久遠ヒズリに成ろうと決心した、あの時・・・



敦賀蓮に望みを託して生きた自分から、今度は・・・

久遠ヒズリに望みを託して行こうと思えた時・・・



自分が久遠ヒズリとしての人生を歩み出す切欠をくれた言葉


_____ 影の出来ない世界にようこそ・・・・


俺の人生もそうだといいと、言ってくれた人。

彼女の創り出した世界の中は、自分が思い描いていた


遠く遥かな、運命の宙 _______


宿命の元に運命の灯火を照らしてくれると望んだのは、自分の天使に・・・

そして、灯された必要の無いもの


DEICAのキャンドル・・・


ダイヤモンドの香りの炎は、自分が望んだ全てだった


その中で想いを馳せていたのか・・・それとも・・・

何か遠い記憶が自分の脳裏に浮かぶ様に蘇っていた



遠い・・・遠い・・・
遠く遥かな、その場所も分からない様な


広い・・・広い・・・
広く果てしなく広がっている、その場所も分からない様な


小さな無数の輝きが瞬いていて、でもそこはとても暗い漆黒の闇


幾千と輝く瞬きの中に、たった一つだけずっと心が震える様な感覚になる輝き

その一つだけをただ ずっと追いかけている様な、それがきっと運命の灯なのだろうと感じ
想いが心の底から溢れ出していた・・・




 
shinning with SUN * side - CHUHONE
- Awake to LUSTILY shine by the RED . . .


shinning with WATER * side - SHO
- Awake as gazed by LUSTILY shine . . .



  1. Instrumental of Love Dreams
  2. [ edit ]
Love Letter from RT and CH

THE mimi's WORLD

美海 * mimi

Author:美海 * mimi
....................

the 5th mimi's world


* Icy Desert *


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